「関西で美容専門学校に進学したいけれど、学校数が多くて違いが分からない……」
そんな高校生・保護者の方のために、近畿地方(※大阪府除く)の美容師養成施設を、定員充足率をもとに比較できるよう整理しました。
本ランキングは、学校が公表している公式データのみを用いて作成しているため、数字の信頼性が高く、地域比較としても役立つ構成です。
これらはすべて「都道府県知事が認可した専修学校専門課程」であり、日本理容美容教育センターが公表する養成施設一覧に掲載されている学校から抜粋しました。
近年、地方の美容学校は定員確保が厳しいケースも増えており、学校間で「人気の差」が明確になりつつあります。
その実態を把握するために、本記事では “美容学科の定員充足率” に絞ってランキング化 しました。
【ランキング】美容専門学校 定員充足率ランキング|近畿版(大阪除く)
まずは、知りたい “順位” を最初に明示 し、後ほど詳細解説をしますね。
◆1位〜5位:近畿のトップ校(数字の強さが際立つグループ)
| 順位 | 美容師養成施設名 | 所在地 | 美容学科定員 | 実員 | 定員充足率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 京都医健専門学校 | 京都府 | 80 | 86 | 107.5% |
| 2 | 京都理容美容専修学校 | 京都府 | 400 | 377 | 94.3% |
| 3 | アルファジャパン美容専門学校 | 兵庫県 | 120 | 112 | 93.3% |
| 4 | 京都美容専門学校 | 京都府 | 160 | 148 | 92.5% |
| 5 | 姫路理容美容専修学校 | 兵庫県 | 160 | 145 | 90.6% |
◆6位〜10位:地域密着型で堅調に学生を確保する学校
| 順位 | 美容師養成施設名 | 所在地 | 定員 | 実員 | % |
|---|---|---|---|---|---|
| 6 | 神戸理容美容専門学校 | 兵庫県 | 280 | 235 | 83.9% |
| 7 | IBW美容専門学校 | 和歌山県 | 140 | 113 | 80.7% |
| 8 | アミューズ美容専門学校 | 京都府 | 120 | 88 | 73.3% |
| 9 | YIC京都ビューティ専門学校 | 京都府 | 160 | 112 | 70.0% |
| 10 | 尼崎理容美容専修学校 | 兵庫県 | 100 | 70 | 70.0% |
◆11位〜14位:募集に苦戦する学校群(進路検討時に確認を推奨)
| 順位 | 美容師養成施設名 | 所在地 | 定員 | 実員 | % |
|---|---|---|---|---|---|
| 11 | 神戸ベルェベル美容専門学校 | 兵庫県 | 480 | 327 | 68.1% |
| 12 | 和歌山高等美容学校 | 和歌山県 | 70 | 43 | 61.4% |
| 13 | 福原美容専門学校 | 奈良県 | 80 | 39 | 48.8% |
| 14 | BEAUTY ARTS KOBE 日本高等美容専門学校 | 兵庫県 | 60 | 4 | 6.7% |
【分析】近畿地方(大阪除く)の美容学校は「京都・兵庫」が強い地域構造
近畿地方は全国的に見ても美容学校の“地域差”がはっきり出やすいエリアです。
特に京都・兵庫は、長年にわたり美容教育の実績が積み重ねられてきた地域で、一定のブランド力も存在します。
一方で、和歌山・奈良では学校ごとの差が大きく、同じ府県内でも充足率に数倍の開きが出るケースも見られます。
こうした違いは、人口規模だけでなく、学校ごとの募集力・就職サポート体制・地域内での進学動線などが複合的に影響していると考えられます。
■① 京都府が圧倒的に強い
上位4校中 3校が京都。
定員確保が安定し、他府県からの進学者も比較的多い構造がうかがえます。
■② 兵庫県の学校は中〜上位が多く安定
神戸・姫路の学校が上位に入り、地域ブランドが確立しています。
■③ 和歌山・奈良は二極化傾向
- IBW美容専門学校(和歌山) が80%超えで健闘
- 奈良・和歌山の一部学校は40%台〜60%台で厳しさも見える
■④ 極端に低い学校は慎重な比較が必要
特に充足率が10%以下の学校は、
「学生数が極めて少ない=学内の学びの環境が限定される可能性」
があるため、オープンキャンパスなどで必ず実情を確認すべきです。
▶ 対象校の定義
本ランキングでは、次の条件を満たす学校のみ掲載しています。
- 日本理容美容教育センターが公表する「美容師養成施設一覧」に掲載された学校
- 都道府県知事の認可を受けた 専修学校専門課程
- 対象学科は「正規のカリキュラム修了で美容師国家試験の受験資格が得られる学科」に限定
- 昼間課程・夜間課程を含む
- 高等学校、大学、短期大学、各種学校は対象外
- 「高等教育の修学支援新制度」の規定に基づき データ(定員・実員)を公表している学校のみ掲載
→ データが未公開/更新されていない学校はランキングから除外
▶ 定員充足率とは?(本ランキングでの計算方法)
定員充足率(%)= 美容学科の実際の在籍者数 ÷ 学科の総定員 × 100
- 100%を超える学校は、人気度が高く「定員以上に学生が入っている」状態です
- 70%前後を境に、学校間の人気差が明瞭になります
- 50%を下回る場合、募集が厳しい可能性があります
▶ 注意事項
- 数値は各校が公開した「高等教育の修学支援新制度」にかかる申請書類をもとに、手作業で丁寧に収集
- 正確性には細心の注意を払っていますが、当ブログでは数値・結果に関する責任を負いません
- 最新の情報は必ず各学校の公式サイトでご確認ください
【まとめ】近畿(大阪除く)で美容学校を選ぶポイント
- 京都エリアは人気が高く、安定した学習環境が整う傾向
- 兵庫も平均的に高い充足率で安定
- 各府県で学校間格差が大きいため、“定員充足率”による比較が有効
- 必ず学校ごとの学費・就職実績を併せて確認することを推奨
- 数字だけでなく「通学距離」「教育方針」「国家試験サポート」も重要

