専門学校の面接では、どんな質問をされるのか、どう答えるのが良いのか不安になりますよね。
この記事では、実際に専門学校で入試面接官を務めてきた筆者が、よく聞かれる質問や答え方のポイントをわかりやすく解説します。
面接の目的や流れ、質問例、面接対策のコツまで丁寧にご紹介します。
面接の目的を理解しよう
専門学校の面接は、「どんな人物なのか」「学校の方針に合うか」「学ぶ意欲があるか」を確認する場です。
学力試験よりも人柄や熱意が重視される傾向にあります。
面接官は「どんな気持ちでこの学校を志望したのか」「将来どんな仕事をしたいのか」に注目しています。
面接でよく聞かれる質問と答え方のコツ
面接で緊張せずに話すためには、質問の意図を理解しておくことが大切です。
ここでは、よく聞かれる質問のパターンと、回答のポイントを紹介します。
志望動機(なぜこの学校を選んだのか)
この質問はほぼ必ず聞かれます。
パンフレットやオープンキャンパスで感じた「具体的な魅力」を交えて答えると説得力が増します。
例文:
私は将来、美容師として多くの人を笑顔にできる仕事がしたいと考えています。
○○専門学校は実習が多く、先生と学生の距離が近いと感じました。
オープンキャンパスで在校生の方が明るく対応してくださり、私もこの環境で学びたいと思いました。
将来の目標(卒業後の進路)
専門学校の面接では、「資格を取って終わり」ではなく、その後の目標も重視されます。
あいまいな夢よりも、少し具体的な姿を描きましょう。
例文:
将来はブライダルサロンでヘアメイクの仕事をしたいです。
そのために、在学中に美容師免許を取得し、実習を通してお客様に寄り添える技術を身につけたいと思っています。
自己PR(自分の強み)
「長所」「短所」「努力したこと」を一言でまとめると印象がよくなります。
部活動やアルバイトなど、学校生活の中で得た経験を具体的に話しましょう。
例文:
私の強みは、最後まであきらめずに取り組む粘り強さです。
部活動で大会前の練習がつらい時期もありましたが、仲間と支え合って乗り越えた経験があります。
専門学校でもこの姿勢を活かして勉強したいです。
なぜ専門学校なのか(大学との違い)
高校生がよく戸惑う質問です。
「専門学校で学ぶ意義」を理解しているかどうかが問われます。
例文:
実践的な授業で現場に直結するスキルを身につけたいと思ったからです。
すぐに社会で役立つ力をつけるためには、専門学校での学びが一番だと考えました。
面接マナーと基本動作
面接では話の内容だけでなく、立ち居振る舞いや言葉遣いも評価の対象になります。
入室から退室までの流れ
- ドアを3回ノックして「失礼します」と入室
- 椅子の横に立って「○○高校の○○○○です。本日はよろしくお願いします」とあいさつ
- 「どうぞおかけください」と言われてから着席
- 面接中は姿勢を正し、相手の目を見て話す
- 退室時は「ありがとうございました」とおじぎしてドアを静かに閉める
服装と身だしなみ
- 制服は清潔にし、シャツのシワや靴の汚れに注意
- 髪型は目にかからず、前髪はピンで留めてもOK
- メイクはナチュラルに、香水やアクセサリーは控えめに
第一印象で「清潔感」「素直さ」を感じてもらえるように心がけましょう。
オンライン面接での注意点(近年増加中)
近年はZoomやTeamsなどを使ったオンライン面接も増えています。
自宅でも「面接会場」としての意識を持つことが大切です。
- 背景はできるだけ白い壁かシンプルなカーテンに
- カメラの高さを目線に合わせ、顔が明るく映るよう照明を調整
- 話すときは画面ではなく「カメラレンズ」を見ると自然な印象に
- 音声チェックを事前に行い、ノイズを避ける
緊張を和らげるコツ
面接で緊張するのは誰でも同じです。
ここでは、安心して受け答えできるようにするためのコツを紹介します。
- 事前に答えを紙に書き出して練習する
- 深呼吸してから話し始める
- 「うまく話す」より「伝える」ことを意識する
- 笑顔を心がける
面接官は完璧な答えを求めているわけではありません。
あなたらしさが伝わることを大切にしましょう。
分野別によく聞かれる質問の傾向
専門学校の分野によって、質問の内容には特徴があります。
自分の希望分野に合わせて事前に準備しておきましょう。
美容系
- 「なぜ美容師・アイリストを目指そうと思いましたか?」
- 「美容の仕事を通してどんな人を笑顔にしたいですか?」
医療・看護系
- 「人の命や健康を支える仕事をする覚悟はありますか?」
- 「チームで働くうえで大切だと思うことは何ですか?」
保育・教育系
- 「子どもと接するうえで大切にしていることは?」
- 「保護者や同僚との関わりで心がけたいことは?」
IT・デザイン系
- 「今までに作った作品や興味のある分野はありますか?」
- 「将来どんなクリエイターになりたいですか?」
面接対策で意識すべきポイント
面接は「質問に答える場所」ではなく「あなたの意欲を伝える場」です。
次の3つを意識するだけで印象が大きく変わります。
- 面接官の目を見て、ゆっくり話す
- 結論から話すように意識する
- 話の終わりに「頑張ります」と前向きな言葉で締める
よくある質問Q&A
Q. 面接で答えに詰まったらどうすればいい?
無理に沈黙を埋めようとせず、「すみません、少し考えさせてください」と言えば大丈夫です。
誠実な印象になります。
Q. 面接で落ちることはありますか?
学校によりますが、遅刻・態度・マナーに問題がある場合は評価が下がります。
逆に、真面目で前向きな姿勢があれば合格できるケースが多いです。
まとめ:専門学校の面接は「準備」と「心構え」が大切
専門学校の面接でよく聞かれることを理解し、答え方を練習しておけば、自信を持って本番に臨めます。
面接官が見ているのは、**完璧な答えではなく「これから伸びる人」**です。
あなたの素直な言葉と笑顔が、合格への第一歩になります。
ぜひオープンキャンパスなどで先生や在校生と話してみてください。
学校の雰囲気を知ることが、面接準備にもつながります。

