【美容専門学校ランキング】定員充足率TOPはどこ？九州版2025年

美容師をめざす高校生・保護者の方にとって、学校選びで「どこが人気なのか？」は大きな手がかりになります。

特に、定員充足率（=定員に対してどれだけ学生が集まっているか） は、その学校が地域でどれほど評価されているかを知るうえで、非常に役立つ指標です。

九州は、福岡を中心に美容学校が多く、都市部と地方の“学生の集まりやすさ”に差が生まれやすい地域でもあります。

今回は、各美容師養成施設の公式情報をもとに、九州の美容専門学校を定員充足率順にランキング形式でまとめました。

ランキングの前に、今回の調査方法や対象校の定義を丁寧に解説しますので、初めての方も安心して読み進めてください。

■ 美容専門学校・定員充足率ランキング九州版2025年

以下は、九州の美容学校を 定員充足率の高い順 に並べたものです。

順位	美容師養成施設名	所在地	定員	実員	充足率	総定員	総実員	総充足率	修学支援制度
1	中部美容専門学校	沖縄県	50	60	120.0%	50	60	120.0%	○
2	福岡美容専門学校福岡校	福岡県	640	621	97.0%	640	621	97.0%	○
3	福岡美容専門学校北九州校	福岡県	320	310	96.9%	320	310	96.9%	○
4	鹿児島レディスカレッジ	鹿児島県	80	76	95.0%	140	146	104.3%	○
5	長崎県美容専門学校	長崎県	120	112	93.3%	120	112	93.3%	○
6	福岡理容美容専門学校	福岡県	80	74	92.5%	160	143	89.4%	○
7	九州美容専門学校	熊本県	240	220	91.7%	240	220	91.7%	○
8	大村美容ファッション専門学校	福岡県	330	298	90.3%	650	522	80.3%	○
9	九州CTB理容美容専門学校	福岡県	70	63	90.0%	110	87	79.1%	○
10	麻生美容専門学校	福岡県	228	202	88.6%	228	202	88.6%	○

順位	美容師養成施設名	所在地	定員	実員	充足率	総定員	総実員	総充足率	修学支援制度
11	鹿児島県理容美容専門学校	鹿児島県	108	95	88.0%	160	120	75.0%	○
12	鹿児島県美容専門学校	鹿児島県	260	221	85.0%	260	221	85.0%	○
13	熊本ベルェベル美容専門学校	熊本県	240	203	84.6%	240	203	84.6%	○
14	福岡南美容専門学校	福岡県	240	197	82.1%	400	295	73.8%	○
15	アイ・ビューティーカレッジ	佐賀県	80	63	78.8%	120	96	80.0%	○
16	赤塚学園美容・デザイン専門学校	鹿児島県	60	47	78.3%	150	101	67.3%	○
17	専修学校モア・ヘアメイクカレッジ	熊本県	140	107	76.4%	140	107	76.4%	○
18	宮崎美容専門学校	宮崎県	120	90	75.0%	120	90	75.0%	○
19	専修学校ビューティーモードカレッジ	沖縄県	160	115	71.9%	240	146	60.8%	○
20	専修学校明星国際ビューティカレッジ	大分県	90	63	70.0%	95	67	70.5%	○

順位	美容師養成施設名	所在地	定員	実員	充足率	総定員	総実員	総充足率	修学支援制度
21	福岡ベルエポック美容専門学校	福岡県	240	167	69.6%	680	459	67.5%	○
22	沖縄ビューティー＆ブライダル専門学校	沖縄県	320	192	60.0%	640	390	60.9%	○
23	福岡ビューティーアート専門学校	福岡県	496	291	58.7%	760	516	67.9%	○
24	宮崎サザンビューティ専門学校	宮崎県	120	66	55.0%	170	124	72.9%	○
25	アンビシャス国際美容学校	大分県	40	21	52.5%	40	21	52.5%	○
26	エッジ国際美容専門学校	佐賀県	80	31	38.8%	80	31	38.8%	○
27	琉美インターナショナルビューティカレッジ	沖縄県	160	43	26.9%	200	57	28.5%	○
28	飯塚理容美容専門学校	福岡県	30	8	26.7%	60	8	13.3%	○
29	大育理容美容専門学校	沖縄県	80	15	18.8%	152	86	56.6%	○

九州全体を見渡すと、上位校の充足率は非常に高く、特に沖縄・福岡・鹿児島の人気校が安定して定員を満たしています。

一方で20位以降は大きくばらつきがあり、実員が定員の半数以下に留まる学校も複数見られました。

地域特性として、福岡は専門学校数が多く競争が激しいため、学校全体の充足率と美容学科単体の充足率が異なるケースが目立ちます。

逆に鹿児島・長崎・熊本では、歴史のある学校が根強い人気を維持しており、上位にランクインする傾向があります。

また、修学支援新制度（高等教育修学支援新制度）の対象校がほぼ全て上位に入っている点も特徴です。

制度の対象となるためには教育体制・財務状況・学則の整備など一定の基準を満たす必要があり、結果的に評価の高い学校が上位に集まりやすいと言えます。

志望校選びでは「充足率＝人気＝良い学校」という単純な判断は禁物ですが、地域のニーズや就職実績を反映する重要な指標の一つです。

気になる学校があれば、ぜひオープンキャンパスで学習環境やサポート体制もあわせて確認してみてください。

九州は、福岡を中心に美容学校が多く、地域ごとの人気差が非常に大きいエリアです。

また、定員充足率は「その学校を選んだ生徒の数」という最もシンプルで信頼できる評価軸でもあります。

どの学校を選ぶべきか迷っている方は、オープンキャンパスの参加前に必ず 「学校のリアルな人気度」 を確認してみてくださいね。